弊社の名前のファラーシャとは一体何でしょう?
ロゴをご覧いただいてもお分かりいただけるように、ファラーシャとはアラビア語で「蝶」を意味しています。
ではなぜ、蝶を社名にしたのでしょうか?
時代の流れを受け入れ、今必要なことは何なのかを見極める
花々や草木の上を優雅にひらひらと飛び回る蝶々。
彼らは決して風の流れに逆らうことなく、むしろ風に身を任せて飛んでいます。それは一見、まったく自己の考えを持たない他力本願な生き方のようにも思えます。しかし、本当にそうなのでしょうか?
旅行業界はこれまで様々な困難な局面に直面してきました。
9.11同時多発テロ、SARS、MARS、3.11東日本大震災…挙げていけば枚挙にいとまがありません。そして極めつけが現在もまだその渦中にある新型コロナウイルスのパンデミックです。
このような困難に直面した時、今までの考え方ややり方に固執し、何一つ変わらないでいたら、どうなるでしょう?変化するチャンスを逃し、そして結局は自らを滅ぼしていくに違いありません。
旅行業界に長年身を置いてきた者としてそのことを嫌というほど感じ、そして、新型コロナウイルスのパンデミックに直面した今、その思いは確信へとなりました。
時代の流れを敏感に感じ取り、それに逆らうことなく受け入れ、そしてその中で今必要なことは何なのかを考えて行動に移していく…まさに蝶々がひらひらと飛び回るが如く柔軟でありたい、これがファラーシャに込めた1つ目の思いです。
時間がかかっても良い、絶え間ない成長を続けたい
皆様ご存じの通り、蝶は生まれながらにして蝶なわけではありません。
卵で生まれて孵化して幼虫となり、やがて蛹となってそしてようやくあの美しい蝶の姿へとなるのです。
1匹の蝶の後ろには、長い時間をかけたヒストリーが存在するのです。
私たちもまだ生まれたばかりの卵ですが、このままずっと卵のままいるのではなく、その歩みはゆっくりでも絶えず先を見ながら、向上心をもって進歩、成長を続けていきたい、いかなくてはいけない、これがファラーシャに込めた2つ目の思いです。
蝶の羽ばたきが歴史をも動かす
バタフライエフェクト(butterfly effect/バタフライ効果)という言葉をご存じでしょうか?
ほんの些細な事がさまざまな要因を引き起こした後、非常に大きな事象の引き金に繋がることがあるという考え方のことで、バラフライ・エフェクトの名称の由来は、気象学者エドワード・ローレンツ氏(Edward Norton Lorenz)が1972年にアメリカ科学振興協会で行った講演の題名『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』に由来しています。
小さな小さな会社である私たちの些細な活動が少しずつ少しずつうねりを起こし、そしてそれがやがて大きなうねりとなって歴史を動かすような大きなことを成し遂げるかもしれない、夢のようではありますが、でも確固たる信念を私たちに与えてくれるようなこんな希望、これがファラーシャに込めた3つめの思いです。